美術ネタ
繊細な鉛筆画をデータとして取り込む方法 (2016_04_23)
Kinko’sの複合機で鉛筆画を取り込みましたが、濃いところが反射する・薄い線が拾えないなど、クオリティ的に満足できない状態でした。 設定をミスっているわけでもなく、スキャナを使う以上難しいという事でしたが、Webを調べるとカメラを使って取り込む方法があったので、それを試してみました。 平面を出し反射を少なくするため、無反射ガラスを購入しました。ヨドバシコムで六つ切サイズが626円。 また、撮影物の下には裏写りを軽減のため、黒い紙を敷きます。
次に撮影です。太陽光をメインに、蛍光灯を補助光に以下のようにセッティングしました。 光を斜め上から当てるのが、反射させないポイントです。今回は85mmのレンズを利用しました。(絞りF11)
結果
以前スキャナで取り込んだものとの比較です。 カメラで撮影したもののほうが、明らかに淡い線を拾えています。
写真の額装 (2015_12_26)
ごくたまにですが、撮影した写真をプリントして写真立てに飾っています。 KGや2Lサイズを扱うことが多いですが、今回四つ切ワイドサイズの写真を額縁に入れることになったので、 適当ながらも本格的に額装してみることにしました。
写真のサイズがある程度大きいと、平面性を確保できず波打ってしまうことがあります。 そこで、写真とバックシートを接着し、補強する裏打ち作業を行う必要があります。
用意するものは以下の通りです。
- 写真
- バックシート
- 使い捨てゴム手袋
- 綿手袋
- 額縁
- マット(今回は額縁についてきたものを利用)
- 額装用テープ(アートエイド)
写真の大敵である油を避けるため、ゴム手袋の上から綿手袋を装備します。
補強に使ったバックシートは富士フイルム製のものです。
プラスチックのシートに、ドット状の糊が塗られています。
説明書きにある通り、シートの剥離紙を少しずつ剥がして、写真を接着していきます。
版画用ローラーなどの利用が推奨されていますが、手袋でさする程度で十分そうです。
マットにバックシートごと写真を固定して完了。
写真上部に3点テープを貼るのが推奨されているようです。
適当ながらも裏打ち処理をするだけで、額縁の中の写真がぐっと綺麗に見えます。 せっかく大きなサイズをプリントするなら、飾る所もこだわりたいですよね。
微速度撮影(2014_01_13)
以前から試してみたかった微速度撮影を試してみました。約500枚(およそ2時間)の写真を20秒で再生します。 (HD推奨)
都市の夜空は、明るくて星が見えにくいですが、代わりに羽田から出る飛行機や首都高の車の光が確認できます。 変化があまり大きくなかったので、次は雲が出ている昼間に羽田空港の近くにでも行ってみようと思います。
撮影した後で気がつきましたが、中央左上にゴミが映ってしまっています。 若干移動しながらなので、全部処理するのは諦めました……
マルチインターバルタイマリモコン2SMD
今回の撮影には、マルチインターバルタイマリモコン2SMDを利用しました。 USB電源で動作する、タイマーリモコンです。
完成品と、LEDがハンダ付けされていないキットがありますが、ケースに組み込む事を考えてキットにしました。
ツイストドリルとヤスリで適当に穴をあけて、グルーガン(ホットボンド)で接着して完成。
電源はパナソニック製2700mAhのモバイルバッテリーを利用しましたが、1日は余裕で持ちそうです。
問題は、EOS 5D MarkIIは、リモコンからの受光部が前面にしかないので、固定が難しいです。 今回はセロハンテープでリモコンと、バッテリーを固定してしまいましたが、外出時などの場合は何らかの方法を考えなければなりません。
Motion5での微速度撮影編集
この動画が分かりやすいです。 以下に簡単にまとめました。
- ApertureやiPhotoで連番画像を作成する。
- Motionプロジェクトを作成する。この際、画像の赤い場所の継続時間を"FR"に設定して撮影した枚数を入力する。
- 左のファイルブラウザから連番写真が保存されているディレクトリを開き、JPEGシーケンスを開く。
- 配置されたオブジェクトのサイズを整える。(写真が動画の出力解像度と同じなら必要なし) また、必要に応じて動きを加える。
- “共有"メニューから、ムービーを書き出す。設定は以下の通り。
- (注意: 上記設定はFinal Cut Pro Xで編集するための設定です、Youtubeなどで出力する場合はH.264などに変更してください)
なお、私の場合は5D Mark IIのSRAW2で出力したそのままのサイズ(2784x1856)でMotion5に渡しました。 もちろんそのままだと一部しか出ないので、オブジェクトを縮小して下から上に動くモーションを入れました。 複雑なタイムラインや、回転なども行うなど多彩な表現が可能です。
ここで出力されたムービーを編集するには別のソフトが必要です。 今回は、Motion5と連携がとれるFinal Cut Pro Xを利用しました。