GWですね! GW中の行楽といえば、やっぱりダムですね!
ということで、城山揚水発電施設の上池である、本沢ダム・本沢調整池(城山湖) [www.pref.kanagawa.jp]に行きました。 なお、下池の城山ダムの湖の名前は津久井湖と呼ばれているため、混乱の元となっているようです。
橋本駅北口5番バス乗り場から、大戸行きバスに乗ります。 終点の大戸まで行った方がダムに近いのですが、今回は穴川林道から徒歩で行くコースを選んだため、円林寺前バス停で下車しました。
穴川集落に入ると、住宅も少なく田舎の雰囲気が漂ってきます。 野菜の無人販売や廃棄処分場などを抜けると、林道が始まります。
林道は暗いためか、午後4時半になると閉鎖されてしまうようです。 林道とはいえ、車が一台通るスペースがあり、城山湖コミュニティ広場前に立派な駐車場も用意されています。 しかし、道が細いためか林道を歩いている際に、車が通ることはありませんでした。
林道を歩き、金刀比羅宮までの階段を抜けると、ダム湖の入り口ゲートにたどり着きます。 こちらも開放時間が定められており、夜間は入ることができません。
ゲートを越えて少し歩くと、ロックフィルダム本体が姿を現しました。 小学生の団体とすれ違ったきり、人と会うことはありませんでした。
ビュー: 本沢調整池(城山湖)(撮影: 迷走局)
城山発電所。ここで発電と揚水を管理しています。コンクリート製で、傾斜している壁と手すりの造形に趣を感じます。 なお、平日・事前予約・5名以上の団体という条件が揃うと、内部を見学できるようです。いつか希望者を集って行ってみたいものです。 あいかわ・つくい次世代エネルギーパーク (www.pref.kanagawa.jp)
展望台からダム湖を見下ろしました。 当日は発電が行われていませんでしたが、もし発電が行われていた場合は、数時間で水が枯渇するそうです。 湖には魚もいましたが、水位の変動が激しいため、柵が水辺から遠い部分に設置されているので釣りはできません。
当日は、城山湖コミュニティ広場に小学生が遠足をしていて大変賑わっていましたが、普段は人がほとんど居ないようです。 観光地化されている宮ヶ瀬ダムなどに比べると、断絶されており存在が一般的ではありませんが、首都圏の揚水発電施設として稀有な存在となっています。
純揚水発電とロックフィルダムに興味を持たれた関東にお住いの皆様。 ぜひ一度、城山湖に足を運んでみては?(※デートコースとしては責任が持てません)
城山湖を目指す・穴川林道 [www.arinoki.com]
ダムエレキくん捕獲隊メンバーでも募集しようかな……
ダムエレキくん[www.pref.kanagawa.jp]
初出 2015_05_03