東京から南に約160km、伊豆大島の新島町(新島・式根島)に行って来ました。 芝浦ターミナルよりジェット船で出発しました。
途中、大島・利島に停車しながら3時間。式根島の野伏港に到着しました。
港から5分程歩いて、泊海水浴場。 カルデラの中に出来たような海水浴場となっており、波が無く子連れの人にも安心して利用できます。 当日は金曜日の日中だったためか、2組ほどの家族連れしかいなく、ほぼプライベートビーチのようでした。 このように景色も綺麗なので海水浴をしなくても見て楽しめます。
お昼は、"居酒屋千漁"で頂きました。 写真はまご茶漬け(950円)という、メダイと海苔のお茶漬けです。 大島は明日葉が有名ですが、式根島は漁業の方に力が入っているためか、メダイを利用した料理が多い印象でした。 漬け丼も好評でした。
泊海水浴場の後は、民宿の途中にある"浅野レンタサイクル(式根島モータース)" に寄りました。 こちらの店舗は島の中心にあり、港からもそれほど遠くはありません。今回は利用しませんでしたが、港からの送迎も行っているようです。 坂だらけなので、自転車を借りる場合は電動アシスト付きがお勧めです。アシスト自転車が4時間で1500円。閉店までであれば2000円で貸し出ししています。 (普通の自転車であれば、1日300円で貸し出しをしている所もありました)
まいまいず井戸です。深さは約8mほど。地下水面が深いため、このような構造の井戸が掘られました。 明治25年に2年かけて完成し、この井戸を中心に集落が形成されていったそうです。 昭和45年に、脱塩交換装置を用いた簡易水道が設置されるまで利用され続けました。 (それでも夏は水不足に悩まされ、昭和51年に新島と繋がる海底送水施設が作られ、安定供給されています)
神引山(かんびきやま 99m)の山頂にある、島全体を見渡す事ができる神引展望台です。 近くに駐車場があり、車や自転車等でも行きやすくなっています。 式根島に来たら、こちらの風景は要チェックです。
展望台から下った所にある、大浦海水浴場に立ち寄り、夕焼けの撮影を行いました。 この海水浴場もとてもきれいでした。この辺りには、近い海水浴場が複数あるので、色々な場所に行くのもいいかもしれません。 シャワー・更衣室も無料です。
式根島は天体観測にもとても良い感じです。 伊豆大島は、本土からの光のせいで、星が見やすいとは思いませんでしたが、 式根島・新島では、目が慣れてくると天の川も見る事ができます。 当日は新月に近く、快晴という条件が重なりとても良い状態で天体観測ができました。
この写真は、食後に地蛇温泉まで行った際に撮影しました。 電灯が設置されていましたが、利用されていないようでした。
式根島は海底から湧出る温泉がいくつかありますが、その中でもある程度整備されている温泉をまとめました。
フナムシが大量にいる事と、温度調節が難しい事を考えると上級者向けです。 景色は良いので、その目的だけで行くのもいいかもしれません。 24時間空いていて無料とは言え、先述した通り夜は真っ暗で、長い階段を歩かなければならないので危険です。 足付温泉とは途中で林道で繋がっています。
景色が良く、天然の温泉が楽しめます。足場が悪いので中級者向けです。 松が下温泉とは目と鼻の先ですが、こちらの湯船は濁りが無く、無色透明となっています。
虫が少なく、整備されているため、先ほど紹介した2つの温泉よりも難易度が低いです。 また、着替えをする所やシャワーなども整備されています。 泉源は、地鉈温泉と同じそうです。
島内ただ1つの室内温泉。入浴料が200円ととてもお手頃で、営業時間が朝10時から22時までとなっています。 また、男女別に分かれているため水着が不要で、よく整備されています。 水着を持っていないメンバーがいたため、今回はこちらで入浴しました。 ここから下ると、地蛇温泉・足付温泉に行く事ができます。
憩いの家の近くで、湯加減の穴を発見。 どうやら、源泉とつながっているようです。
試しに手を入れると、暖かい空気を感じ取る事ができます。 冬は、湯気が湧き出ているそうです。
新島村営連絡船(にしき)に乗り、新島に渡ります。 事前に近くにある受付にて切符を購入する必要があります。 乗船費は420円でした。
Canon EOS 5D Mark II
Canon TS-E17mm F4L
Canon EF28mm F1.8 USM
Canon EF50mm F1.4 USM
Canon EF85mm F1.8 USM
三脚
探索日 2012_09_14 15
初出 2012_01_15