2012/03/10(土)に行われた、第3回小湊鐵道メモリアルチャリティ運転体験会に参加してきました。
小湊鐵道に関しては、以前のレポート「房総半島横断鉄道を探索」で紹介済みです。
4分ほどの動画で運転体験の風景をまとめてみました。
雨の中、川崎からアクアライン経由トンネルを抜け、木更津から内房線経由で五井駅にたどり着きました。
JR改札を出て、東口を出るとすぐに、集合場所の小湊鐵道本社大会議室があります。 9:00に受付が終了し、その後、運転体験教本を元に30分ほど講習を受けます。
教習が終わり、運行車両の車庫交換が終わり次第、会議室を出て運転車両に向かいます。
今回運転する車体は、小湊鉄道キハ200形気動車の、1961年12月に落成されたキハ201でした。 運用されている中で一番古い車体とはいえ、良く整備されており、調子が良いそうです。 ディーゼルエンジンとして、DMH17という直列8気筒・排気量17300cc・180kWという大きなものが搭載されています。
運転体験は五井駅の列車洗浄線(150m)を利用して行われます。 初めに、指導運転士による模範運転が行われます。 あっという間に説明が終わってしまい、覚える暇はありませんが、 国土交通省の指導により、原則、指導運転士の手添え運転となるので心配する必要はありません。
五井方面・上総中野方面それぞれの運転台で2回ずつ、計4回の運転をしました。 帽子を被って運転席に座り、反対側の運転終了のブザー合図を待ちます。 運転室のメインパネルにある計器はブレーキ圧力と速度のみという非常に簡易なものとなっています。
運転席に入ったら、以下のように電車の発進から停車までを行います。
停止位置標識と・ブレーキ開始位置標識があるため、ブレーキのタイミングも簡単につかめます。
ブレーキ操作難しいですが、操作すると直ぐに効く事が感じ取れるため不安な感じはありませんでした。 上総中野方面は、停止位置がそれほど長くないため、オーバーランの恐怖があるためか、手前で止まってしまう方が多かったです。 指導運転手さんの補助のおかげで、オーバーランや再加速をせずに停車することができました。:D
今回入ったグループには、大阪から来ている方や、地元に住んでいて今回が11回目の参加というベテランさんがいました。 ムービーを撮影させて頂きましたが、やはり経験されている方は操作がスムーズですね。 ブレーキとノッチの操作がしやすいよう、マイ手袋を持参していました。
途中、社内で無人駅などから乗車した人向けの補充券の作成体験を行う事ができました。 車掌さんが、金属のパンチを使い、穴を開けて発行します。
他にもピンク色の片道補充券があるようです。 以前行った、猫が沢山居る高滝駅<->五井駅で作ってみました。
体験が完了し、雨が降っていたためSLなどの見学を早めに切り上げ、講習を受けた大会議室に戻りました。 その場で、記念弁当が配られ、小湊鐡道グッズの購入などが行われました。
小湊鐵道オリジナルラスクが一番の人気商品でした。
主催である鈴清建設株式会社 工事部・社会貢献係様にこの場で感謝させて頂きます。 今回のイベントを開催して頂き、ありがとうございました。
参加日 2012_03_10
レポート初公開 2012_03_17