銚子鉄道を使い、犬吠(いぬぼう)周辺と屏風ヶ浦を探索しました。写真中心のレビューです。
総武本線の列車を降りるとホームの延長線上に銚子電気鉄道の駅がポツリとありました。
駅で待っていた電車は「桃」繋がりで桃太郎電鉄のラッピングがされていました。
今回は終点の手前である「犬吠駅」を目指します。
レールの歪みと車体の古さから財政の厳しさを肌で感じとりました。
駅から歩く事約5分。灯台が見えてきました。 駐車場には寂れたお土産屋さんなどが並んでいます、
日本で6台しか無い、最大輝度を誇る第1等レンズを使用した灯台です。
資料展示館も併設されており、非常に大きい初代犬吠埼灯台レンズが展示されていました。
灯台上部へは99段の階段を上る事により到達できます。 上部にはランプと360度大パノラマな展望台が設置されています。
GPSの誤差情報を配信する、中波の無線標識局が併設されています。 他にも最近まで利用されていた霧信号所が残っていました。
灯台を出ると、次は展望館を目指して屏風ヶ浦方面に向かいました。
途中はキャベツ畑が広がっています。探索した時は豊作だったようで生産調整されているキャベツが見受けられました。
地球の丸く見える丘展望館から屏風ヶ浦を眺めました。
当日は雨が降ってしまい、波が高くなる事を心配しましたが、しばらくすると止んだため、更に道路沿いを歩み進めました。
途中、名洗バス停(上記地図ピンの位置)から住宅街に入り、海岸への入り口を目指します。
岸は「東洋のドーバー」の別名があるくらい迫力があります。
地層と空と
そして、観光地としてマイナーなのか、天気が悪いのかは分かりませんが、人の気配が全く無く、自転車のおじいさんと犬の散歩をしているような地元の人くらいしかいませんでした。 このような状況なので、ロケ地などとしても人気があるようです。
当日は霧が出ており、なかなかの雰囲気が出ておりました。
風力発電・清掃工場煙突・灯台などが見えており、無秩序な風景となっております。
防波堤から離れて見ると断層が広域に渡ってよく観察できました。
10キロに渡って海岸の絶壁が続くということでしたが、 遊歩道が波で崩壊しており危険だったため引き返しました。
潮風でコンクリートが浸食されていました。
写真提供 ありの木様
Copyright(C) 2011 ARINOKI. All Rights Reserved.
探索日 2010_04_10
レポート公開 2011_07_03