記事


房総半島横断鉄道を探索

東京都から割と近い房総半島を横断している鉄道である、いすみ鉄道と小湊鉄道を探索してきました。 これらの鉄道は関東では数少ないディーゼル気動車を利用しています。 今回は二つの鉄道を途中下車しつつ探索しました。

いすみ鉄道 - 大原駅

スタート地点はいすみ鉄道の始点駅である大原駅。 (平均乗車人員366人/日:2008年度)

当日、外房線が遅れてしまい乗り換えに失敗するところでしたが、ローカル線らしく出発を待っていてくれました。


いすみ200型

バスの車体をベースとして生産された列車のため、他の鉄道とは違う印象です。

2009年10月からムーミン列車としてムーミントロール・フローレン・パパ&ママ・スナフキン・リトルミイ・スニフそれぞれ運行しているようです。 今回乗った列車はスナフキンとムーミントロールでした。

久我原駅

(平均乗車人員19人/日:2008年度)

駅周辺には何も無く、少し離れたところに民家とラーメン屋があるだけです。

久我原駅からは以下のようなルートで歩きました。

国道297号線の橋からガーダー橋が見えます。 写真撮影のポイントを探しつつ総元駅を目指しました。

上記地図ピンの位置で大原駅に向かう列車を撮影しました。 余談となりますが、基本的にいすみ線内はWillcomの利用ができないようです。 この場所ではPHS(Willcom)が繋がらないにも関わらず、なぜかWiMAX(UQWiMAX)は通信することができました。

ムーミン谷いすみ鉄道では至る所でムーミンの仲間が確認できます。 途中の鉄橋ではムーミントロールが釣りをしていました。

総元駅

(平均乗車人員36人/日:2008年度)

い鉄なら 「目的地までゆっくりできます。」 とのことです。利点として記述されているようですが、少しは急ごうよ…とツッコミを入れざるを得ません。

いすみ鉄道 - 上総中野駅

(平均乗車人員128人/日:2008年度)

景観をぶち壊している竹を切ったような建造物は公衆トイレです。 小湊鉄道といすみ鉄道が接続する駅となります。

駅待合室に張ってあった結活ポスター。

一週間前に期限がすぎているにも関わらず掲載されていました。 どうやら千葉県市原市は大規模自治体が開催する婚活イベントのパイオニアのようです。 このポスターで告知された第二弾では35組中17組のカップルが誕生したようです。

小湊鐵道 - 上総中野駅

(平均乗車人員23人/日:2009年度)

上総中野駅で待つ事1時間。ようやく小湊鐵道の列車が到着しました。

上総中野駅-上総牛久駅間はスタフ閉塞のため、通票として利用しているタブレットのようです。

冒頭でも述べている通り、電気を利用しないディーゼル気動車のため架線はありません。 電車に慣れているためか、何度見ても不思議な感じがしてしまいます。

里見駅

(平均乗車人員17人/日:2009年度)

今回の探索での一番の秘境駅です。

この駅はインテルのCMにも登場したことがあります。

警報機・遮断機なしの第4種踏切が51か所残っている(出典:Wikipedia)

高滝湖では、体力回復釣りをしている人が居ました。 コイ・ヘラブナ・ヤマメ・ブラックバス・ワカサギ・ブルーギル等が釣れるようです。また、食害対策としてブルーギルが一匹10円の懸賞金制度があるようです。

高滝駅

(平均乗車人員37人/日:2009年度)(平均乗車描3匹/日)

駅の周りに猫が5匹ほど居ました。餌鉢があったので、誰かが世話をしているようです。

まだかにゃ。

馬立駅

(平均乗車人員276人/日:2009年度)

この辺りから住宅地が増え始めます。五井-上総牛久間は運行本数も多いため乗車人数も多い模様です。

また次の駅に向かいながら撮影ポイントを探しました。 真っすぐで見晴らしに関しては問題ありませんが、道路とガードレールを挟んでいるので午前中に西側から撮影した方がいいかもしれません。

光風台駅

(平均乗車人員276人/日:2009年度)

小湊鉄道は絵になる駅が多いような気がします。

馬立まで乗った列車と、最後に乗った列車では女性の車掌さんが業務を行っていました。

五井駅

(平均乗車人員1556人/日:2009年度)

五井機関区に並ぶ気動車。定期的に運転体験会が開催されるようです。

帰りは内房線に乗って帰りました。

 

写真提供 ありの木
Copyright(C) 2011 ARINOKI. All Rights Reserved.

探索日 2011_02_13
レポート公開 2011_05_01